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こんにちは。
これからコラムを活用して当クリニックで診る内科や循環器科の病気、心臓リハビリ、アンチエイジング・健康などについて説明していきたいと思います。
今日は循環器科を受診する代表的な症状の動悸についてお話しします。
ドクン!ドクン!という心臓の鼓動を経験したことはありませんか。
自分の心臓の拍動を自覚することを動悸といいます。
緊張したり、興奮したり、運動した後であれば誰しも経験があるでしょう。
そういった生理的な動悸は心配する必要はありません。
ただ、病的な原因による動悸があります。
そして、大まかに分けると心臓が原因でおきる動悸と心臓以外が原因でおきる動悸の2つがあります。
心臓が原因で起きる動悸には、不整脈・心臓弁膜症・先天性心疾患などがあります。
そして、心臓以外の原因で起きる動悸には、貧血・発熱・甲状腺機能亢進症・慢性肺疾患・精神的要因などがあります。
そのため、クリニックでは心電図や心エコー検査や血液検査などを行っていきます。
また、特に不整脈の診断では症状出現時の心電図チェックが必要となるため、24時間ホルター心電図検査などをおこなう場合があります。
そういった検査で異常がない場合にはじめて精神的要因を考えます。
動悸を自覚されている場合には循環器専門外来の受診を検討されてはいかがですか。